Self-Realization Fellowship 東京瞑想グループ

祈りの力:
癒しのエネルギーを送る

どのようにして私たちの祈りが人に影響を与えるのでしょうか?それは祈りが私たち自身を高めるように、健康、成功、そして神の援助を受け入れるというポジティブな思考パターンを意識に植え付ける(implanting)ことによって可能になるのです。パラマハンサ ヨガナンダはこう述べています。


“落ち着きのなさ(restlessness)という妨害、もしくは静電気から自由になった心には想念を送るだけでなく、受け取り、更に望ましくない想念を拒む(tuning out)という複雑なラジオの機能をおこなう能力が与えられています。電波の届く範囲がその放送局で使用できる電流の量に制限されるように、人の想念を送る能力は各自のもつ意志の力に依存しています。“


みずからの意志の波長を完全に神の意志と同調させている優れた知恵を得た大師の心は体と心と魂を一瞬にして癒すことができる神聖な力を送る(transmit)ことができます。パラマハンサ ヨガナンダの著作や講義にはこのような癒しの実例がたくさん含まれています。これは奇跡のように見えるかもしれませんが実際には神聖な癒しとは、創造の普遍的な法則を科学的に適用したものなのだとヨガナンダ師は説明されました。相手の心と体に完全な神の思考パターンをあらわすために、十分な意志の力とエネルギーを込めてこの思考パターンを送ることによって、悟りを得た覚者はこの宇宙のすべてのものが創造されたときと同じ過程をたどっているのです。

これらの原理に基づいて祈る人は誰でも、彼(彼女)の祈りもまた具体的な効果を示すことを 理解するでしょう。私たち一人一人の祈りの力は大師の祈りに比べれば明らかに劣りますが、数千人の祈りが一つになったとき、そこから生じる平安と聖なる癒しの波動には希望する結果をもたらすための計り知れない価値があります。この目的のためにパラマハンサ ヨガナンダは(僧侶による)プレイヤー カウンシルと(一般の人々のネットワークによる)ワールドワイド プレイヤー サークルを設立されたのです。


<< 前
祈りの力
| 次 >>
人類に対する最も大切な奉仕

container_bottom